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手袋の基礎知識

手袋にはさまざまなタイプの商品があります。このタイプを決める要素が、形状や素材です。
ご要望にあった手袋を選んでいただけるよう、手袋の基本的な知識についてご紹介致します。

  • ↓オールコート手袋
  • ↓ディスポーザブル手袋
  • ↓通気性手袋
  • ↓革手袋

オールコート(全面樹脂加工)手袋

手袋の手のひら・手の甲全体・手首部分までのすべてを樹脂やゴムなどでコーティングした手袋。
全体をコーティングしているため、防水性・保温性に富みます。オールコート手袋としては以下の3タイプがあります。

タイプ 1 オールコート裏布付き

繊維製の手袋全体に樹脂やゴムなどをコーティングしたタイプ。
樹脂を多く使用できるため、丈夫で、ハードな作業に向いています。
内側の繊維部分がシームレス手袋か、縫製手袋かで違いが生じます。

・シームレス手袋
繊維を編み上げており、縫い目がなくやわらかいため、長時間使用していても、疲れにくい手袋です。

・縫製手袋
布を裁断して縫い合わせた手袋で、強度が高く、ハードな作業に適しています。

タイプ 2 オールコート裏毛付き

手袋全体に樹脂やゴムなどをコーティングし、内面にはレーヨンなどの繊維を植毛したタイプ。
塩化ビニール製やニトリルゴム製の厚手/中厚手、天然ゴム製の厚手/中厚手/薄手がこれにあたります。

タイプ 3 オールコート裏毛なし

手袋全体に樹脂やゴムなどをコーティングし、内面に繊維などを付着させていないタイプ。
塩化ビニール製やニトリルゴム製の薄手がこれにあたります。

素材の違い
以下に素材による特徴を比較しています。
商品毎の厚みや配合の違いで、同じ素材でも特徴は若干異なりますので、あくまで素材の特徴としてご参考にしてください。

  塩化ビニール ニトリルゴム 天然ゴム
柔軟性
強度
耐薬品・耐油性 ×
耐熱性 △(60℃) ◎(130℃) ○(100℃)
耐候性

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ディスポーザブル手袋

使いきり手袋。一般的に非常に薄いため「極薄手」とも呼ばれます。
最近は衛生面や手軽さから需要が増している手袋で、ぴったりフィットするタイプが多いため、指先の感覚が必要な細かい作業によく使われています。
素材の違いにより、特徴がかなり異なります。

素材の違い
以下に素材による特徴を比較しています。
商品毎の厚みや配合の違いで、同じ素材でも特徴は若干異なりますので、あくまで素材の特徴としてご参考にしてください。

  塩化ビニール ニトリルゴム 天然ゴム ポリエチレン
フィット感 ×
耐薬品性
強度

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通気性手袋

手の甲などコーティングを施していない部分を持つ、通気性のある手袋。
最近よく使用されているのが、手のひらコート(背抜き)タイプの商品ですが、その他にも、軍手、スベリ止めやスムスと呼ばれる手袋などさまざまなタイプがあります。

タイプ 1 手のひらコート(背抜き)手袋

手のひら部分に樹脂やゴムなどをコーティングした手袋。
通気性がよい反面、水まわりの作業には不向きです。手のひらコート(背抜き)手袋は、そのコーティングの方法で、以下の2タイプに分けられます。

  • ゴム張りタイプ
    ゴム張りタイプ
    手のひら部分にゴムを貼り合わせた手袋。丈夫でハードな作業に向いていますが、貼り付け加工のため、やわらかさに欠け、細かい作業に向いていません。
  • グリップ(R)タイプ
    グリップ®タイプ
    ディッピング加工により、ゴム張りの丈夫さに加え、やわらかさを実現した手袋。
    グリップ®はショーワグローブ株式会社の日本における登録商標です。

タイプ 2 軍手

軍手には糸の材質や太さ、編み目の細かさなどの違いで、ほぼ無数に近い商品が存在します。
選択のポイントを以下3点挙げます。

・糸の材質
純綿や特紡、再生糸などがあります。

純綿 燃えにくい、切れにくいといった特長があり、丈夫だが高価。産業用などで使われる。
特紡 合繊(ポリエステルなど)が中心で、一般的にクズ糸を綿状にして糸を製作したもので品質としては不安定だが、非常に安価。商品としては1番多い。
再生糸 使用済みのペットボトルなどから再生される。

・糸の本数
手袋を編む際に使う糸の本数で、多くの軍手は2本です。糸の本数が増えれば増えるだけ、手袋は厚みを増し、丈夫になります。

・編み目の細かさ
編み目の細かさは通常ゲージ数で表されます。1インチあたり何本編み針があるかによって表示され、一般的な軍手は7ゲージ、インナー手袋やオールコート裏布付き手袋では13ゲージのものが主流です。
ゲージ数が大きくなるほど編み目は細かくなり、柔軟性、伸縮性に富んだフィット感のある手袋になります。細かい作業などでお使いの場合はゲージ数の大きい手袋がおすすめです。

タイプ 3 スベリ止め手袋

スベリ止め手袋

軍手の手のひらにスベリ止めを付けた手袋。事務的作業や仕分けなどに使われ、強度は軍手部分の材質により異なります。
スベリ止め部分は塩化ビニールや天然ゴムを使用したものがあり、天然ゴムの方が塩化ビニールよりスベリ止め効果があります。

タイプ 4 スムス

スムス

綿やナイロンの生地を縫製した手袋で吸汗性に優れ、あらゆる場所で幅広く効果を発揮する手袋です。
特に、梱包作業、警備、車の運転などによく使われています。

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革手袋

革手袋

ショーワグローブでは取り扱いがない「革手」ですが、いろいろな作業で使われています。
素材が天然の革なので、使い込む事で手に馴染みやすくなります。

・内縫い
縫い目が内側にあるため、溶接などの火が当たっても糸が切れる事がなく、何かに引っ掛けて切れる事もありません。

・外縫い(背縫い)
1番種類の多いタイプで、外側に縫い目がある手袋です。

・床革
革靴用の皮を剥いだ残り(裏革)です。少し硬いですが、比較的安価です。

・クレスト
薄く伸ばした革です。牛、豚などがあります。床革に比べて高価です。

・甲メリ
通気性をよくするために甲部分をメリヤスにしてあります。溶接には向きません。

素材の違い
牛革・・・耐久性に優れ、汎用性の高い革材料です。
豚革・・・染め上がりがよく、軽くて丈夫。やわらかく牛革より安価です。